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   おもしろ台湾 トピックス 12  2008年8月〜2009年1月
 
 萬 安 3 1 号 演 習


 8月28日午後2時半、仕事中にけたたましい
 サイレンが鳴り響きました。一体何だろうと思って
 いる内に、今日は演習の日かなと思って窓の外を
 見てみると自動車、バスなど一切の交通機関が
 停まっています。インターネットでニュースを視て
 見たら、やはり萬安31号演習があると書かれて
 いました。今回の演習目的は 毒ガス訓練、
 空襲による受傷した人の救護訓練のようです。
 訓練区域は台北、桃園、新竹、苗栗、宜蘭と
 広範囲です。

 昼間だと言うのに、道路上は全く人の影さえ
 ありません。勿論、車は総て道路脇に停車して
 います。30分間とは言え見事な光景ですね。
 違反者は3萬元以上15萬元以下の罰金になる
 ようです。

 今更、ここまで徹底した訓練を行う必要があるのか疑問ですね。日本では到底真似の出来ない事で
 しょうが、貴重な光景でした。 *場所は忠孝東路1段です。

  *関連トピックス6

 
 

  新しくなった光華商場



 電子工作マニアの私にとって、無くてはならない場所の一つに光華商場があります。光華商場の
 歴史は長く、約35年前に光華橋の下に、初期の頃は古本、骨董品などが販売されていたようですが、
 その後、電子部品、工具、パソコンなどが販売され、この地区が台湾の秋葉原と呼ばれる
 ようになりました。
 ところが、有名になったおかげで、日曜日など通路では人、人でごった返し、ほとんど前へ進め
 ない状況になりました。事故でも発生したら危険ですね。この原因なのか、光華橋の撤去が数年前に
 行われ、光華橋の下にあるお店は近くのテントでの仮営業となりました。
 やっと最近、光華商場の新しいビルが完成したので早速行ってみました。
 新しいビルの名前は日本語訳では”光華デジタル新天地”とすごい名前が付いています。


 1階は大手のパソコンメーカーの展示品が並べてあります。更にコンビニ1軒、軽食屋さんが数軒あり
 私に取っては大変便利な場所になりました。以前、周辺には屋台のようなお店ばかりで、到底、外国人が
 食べられる感じのお店は無く、途方に暮れた時がありました。2階から色々なお店があり、通路も広く
 取ってあり、ゆっくりと買い物が出来ます。2階、3階、4階は主にパソコン、パソコン周辺部品、DVD、
 工具などのお店が多く並んでいます。
 4階と5階には音響製品が多く、5階、6階は主に修理を行うお店が多くあります。6階は未だお店が
 入っていないのか、シャッターが降りている所が目立ちました。


 このビルには中庭があり休憩、一服と行けます。

  6階の隅にはお寺もあります。たしか、前の
 光華市場の地下1階に有った、お寺のような
 気がします。さすがお寺まで一緒に引っ越しとは、
 信心深い台湾ならではの光景ですね。


 話しは少し逸れますが、ここは八徳路を挟んで、
 新しいビルの反対側の地下街です。ここには電子
 マニア向けの半導体、抵抗、コンデンサ、LED等
 の電子部品を販売しているお店が多くあります。
 実は私が一番良く行く場所です。

 光華デジタル新天地のように、こんなに綺麗な
 お店になってしまうと、以前の光華橋の下にあった
 お店の頃を思い出してしまいます。
 その頃は何か掘り出し物がありそうな予感がしな
 がら、人混みに押されて、お店の商品を物色する
 楽しみがありましたが、これも時代の流れですね。








   バイク廃車で300元のボーナス

 だいぶ前に買った中古のバイクの故障が多くなり、今度は新車を買う事にしました。
 日本ではバイクを廃車する時は約4,700円ぐらい払う必要があるようですが、
 いったい、台湾ではいくらするのか分かりません。でも、バイク屋で新車を買うから、
 廃車代はサービスしてくれるかも、と思いつつ新車を購入しました。
 バイク屋さんからも購入する時は廃車代の話しは出ないし、こちらも敢えて口に出しませんでした。

 約1ヶ月経った頃に、郵便局から書留が来ているとの通知。
 書留の通知は交通違反の罰金請求書が多く、また罰金の支払いかなと思いつつ、でも
 最近は違反の記憶はありません。封を切ったら アレ〜 小切手が入っていました。



































 行政院環境保護署発行の小切手です。金額を見たら300元(約1,000円)と少額ですが、
 予想もしていないボーナスを貰いました。小切手の下側にある行政院環境保護署の文面には
 ”廃棄車両の資源回収政策に従って戴き有り難うございました”と理由が述べられています。

 日本ではバイクの処分は支払いが発生するので、不法投棄もあるようですが、
 環境保護のバイク廃棄処分では日本と比べて台湾の方が勝算ありですね。


   馬祖へ行って来ました

 以前から一度は行きたかった馬祖に行ってきました。
 馬祖は台湾の最北にあり、大陸との関係で、以前は簡単に民間人が訪れる事が出来ず、
 1992年にやっと戦地指定が解除され、民間人が訪れる事が出来るようになりました。
 このため、馬祖列島は自然がそのまま多く残っている貴重な島です。
 台北から飛行機で約45分で行く事が出来る島ですが、全く台北とは風景が異なります。
 観光ガイドさんに案内されて島を回ると、今でも各所に軍事拠点があり、軍人さんの方が
 島の人口より多いのではと感じます。

 馬祖列島は10の島と26の無人島からなり、北竿島と南竿島には飛行場があります。


 北竿の丘から見た媽祖の島々です。           北竿空港の景色です。


 北竿の丘からは、気象条件が良ければ対岸の
 大陸が見えるようです。
 
 北竿の丘から海を見たら沢山の漁船が
 走っています。
 かなり古いボロ漁船の感じですが、観光ガイドさんが
 言うには大陸の漁船だそうです。
 完全に領海侵犯ですよね。











 更に下を見たら海沿いの岩に人影が見えます。
 ガイドさんが言うには大陸の人が上陸して
 海産物を採っているとの話しです。

 以前はこんな事は無かったとガイドさんが
 言っていますが、この瞬間、私の頭の中は
 非常に混乱しています。
 
 だって、馬祖では大陸への防衛のため各所に
 軍事基地があり、島内観光をしながら、軍事基地を
 見て緊張感を感じていたのに、私の目の前には
 大陸の人が島に上陸している、どうこの状況を
 理解すれば良いのか...
 





 トピックス11でも取り上げましたが、馬祖国家風景区のWEBサイトが参考になります。
 南竿飛行場入り口の売店では英、日文版並記の観光案内書(150元)がとても参考になります。



  夜店が好きな台湾人
 
 天母の中山北路6段の広場に、最近夜店が毎週土、日と出ています。
毎週沢山の人が集まっているので、何か面白い
 物でも有るのか覗いて見ました。
 

 入り口付近の看板には、創作広場と書いてあり
 概略の内容は”各人が強い情熱を持って創作した
 芸術品であり、商業製品の包装はありません。”
 
 ん〜なるほどと看板を読んだ後
 店を回ると、盆栽、行燈などが
 ありますね。












 沢山のお店が出ているので
 少し回って見ると、看板と
 趣旨が異なるお店が多い
 ですね。
 夜市で良く見るような洋服、
 骨董品もあります。
 良く見るとガラクタ品も
 売っています。(失礼!)





 創作広場の端の方には、創作広場を盛り上げる
 ためなのか、学生らしき人がバンド演奏をして
 います。

 全部回って見たけど、創作品らしき物は少しで、
 ほとんどが夜市で見たものばかり。
 看板に偽り有りのようですが、毎週多くの人が
 見物しているので、細かい事を言うのは止めに
 しましょう。

 それにしても、台湾人は夜店が好きだな〜
 

 
  エ〜!昔の日本家屋の取り壊し
 
 会社の近所に昔の日本家屋があるのは知っていましたが、再び訪れて見たら、日本家屋の解体作業を
 していました。場所は杭州南路から少し左に入った齊東街53巷です。

 解体により昔の日本家屋が取り壊されるのは
 非常に残念だし、日本人に取っては貴重な記念
 ですから、道路側から写真を撮りました。
 昔の懐かしい家並みですね。
 解体作業中の為か道路には工事中の標識が
 置いてあります。












 少し先に歩いて行くと、左側の家の門には張り紙と
 門の左側の塀にはプレートが貼ってあります。
 

 プレートには”古跡 約1920年から1940年代の建築物”
 説明文の概略:
 齊東街の道は清王朝の間、川に沿って台北から港まで米を輸送するための主要な街道でした。
 日本の統治時代から開放されるまで旧街道となり、ここに様々な階級の公務員の宿舎がありました。
 その後、国民政府の中央官僚の宿舎となり、建築物の内外は日本式宿舎の特色が保存
 されています。
                                      解体作業中の場所に戻りました。
 家の中も写真撮影をしたくなり、作業員の人に、
 中に入って写真を撮りたいと言ったら、
 管理人に聞いてくれと言われました。

 家の外に白い制服を着た管理人に、
 家の中に入って写真を撮りたいと言ったら、
 ”ダメ ダメ ダメ”の一点張り。
 なぜダメなのか聞いて見たら”工事中なので
 危険だからダメ”

 こまったな〜 そこで、
 私は日本人なので、是非記念のため写真を撮り
 たいので、家の中に入れて欲しいと言った所、
 管理人さんが急に日本語になり、
 ”気をつけて、中に入っても良い”と言われて
 大感激です。さすが日本語の出来る管理人さん
 ですね。
 塀から中に入ると家の周りはボロボロです。


 家の中に入ると、日本人が出て行った後に、
 台湾人が住んでいたためか、ソファーなどが置いて
 ありました。
 でもやはり昔の日本の家の中の様子が沢山
 残っています。
 床はボロボロで本当に気をつけないと足をとられ
 そうです。











 家の中には解体作業員では無く、スケッチして
 いる人がいました。
 何をしているのか聞いたところ、家を復元するので
 スケッチしているとの回答でした。
 エ〜日本家屋を復元するんだ。



 昔に住んでいた日本人も大喜びでしょうね。
 早く復元されるのを楽しみに待ちましょう。

 会社の近くにもこんな記念すべき昔の日本家屋が
 あり、日本と台湾の関係が長く深い事を
 思い知らされた一日でした。


   クリスマスの飾り?

 会社の帰り道の途中、家の近くの道路を走っていたら、なにやら大量にピカピカ光る家がありました。
 たしか、この辺にはお店は無かったような気がしたので、車を止めて近寄って見ました。
 
 家の周りにもお店らしき看板はありません。
 家の中を覗いて見ても、お店のようではありません。
 あまり覗いていると怪しまれるので、写真を撮って
 帰宅しました。
 光っているのは最近多くなりました白色LED
 ランプですが、クリスマスが近いとは言え、ここまで
 大量のランプを飾るのは、一般の住宅では珍しい。
 ひょっとしたら、この家のご主人はLEDランプ
 の製造メーカーに勤めている人かも知れませんね。

 でも、毎晩帰宅する時はメチャ恥ずかしいような
 気がします。

 * 場所は天母東路、忠誠路2段の交差点から
 少し入った所です。

  天母にやっと出来た、たこ焼き屋さん

 海外で生活していると妙に日本でしか味わえない
 食べ物を無性に食べたくなる時があります。
 例えば、たこ焼き、ところ天、屋台味のラーメン、
 石焼き芋などです。これに似たような食べ物は
 ありますが、台湾味になっていて、がっかり
 させられる時も多くあります。日本に居る時は
 いつでも食べられるので、全くこのような欲求は
 ありません。不思議な事ですね。
 
 昨夜買い出しに行った途中に行列しているお店が
 ありました。近寄って見たら日本のたこ焼きチェーン
 店の”築地銀だこ”です。買い出しを後回しにして
 早速、行列に加わりました。
 久しぶりの日本味のたこ焼きを食べて、ニコニコ顔
 になったのは言うまでもありません。
 


 天母店は12月に開店したばかりのようですが、不況の影響で閉店にならないように
 応援したいですね。
 たこ焼きは日本の独特な食べ物ですが、行列している人は台湾人ばかり、
 美味しければ国境が無いようです。      *場所:天母西路3之27號


  電動バイクの充電場所

 台湾に一度でも来られた人が道路を見て、
 バイク(スクーター)の多さに、ビックリさせられる
 人が多くいます。
 

 出張で最初に来られた人からの質問は、いつも同じ内容で”なぜバイクが多いのか”です。
 私の答えは”台湾は一年中暖かいのと、車の駐車場の整備が遅れているので、駐車場を
 探すのが不便なので、バイクが多い”と答えています。


 バイクが多いので当然バイクの排気ガスも多く、何とかならないかと思っていたら、ニュースに
 よると、今年から製造するバイクの排気ガス規制は世界一厳しくなるようです。
 また、エネルギー、環境問題から電動バイクが販売されているようです。でも、台北ではマンションが
 多いので、電動バイクの充電をどうするのかな〜 と考えていたところ、充電場所を偶々見つけました。
 上の写真はMRTの園山駅のバイク駐車場で見つけた電動バイクの充電設備です。
 電源コンセントの形状からAC110Vのようですが、だれも充電していないので、残念ながら、
 充電中の電動バイクを見る事は出来ませんでした。充電代金も無料のようで、良いですね。
 早く充電中のバイクを見たいところです。

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