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   おもしろ台湾 トピックス 9  2007年7月〜11月

    新築ビルのドデカイ排気ファン

 台北では、最近マンション、ビルの建築ラッシュが続いています。

 台湾では、どこのビルの外観も似た
 ような色と形で、道に迷った時など
 苦労する時があります。

 もうじき完成するこの林森北路のビルは
 なかなか洒落た外観です。
 窓の形からオフィスビルのようです。
 この外観なら道に迷った時でも、簡単に
 現在位置を思い出せそうですね。
 






















 ビルの裏側の方はどうなっている
 のか見てみたら、アレ〜各階に
 ドデカイ排気ファンが取り付けて
 あります。
 


























 ドデカイファンを拡大すると、こんな
 感じです。
 ビルの各階毎に排気するシステムの
 ようです。
 近くにある新しいビルを見てもドデカイ
 ファンは見あたりません。

 新しいビルの排気システムの発想かも
 知れませんが、各階のファンが一斉に
 回り始めたら相当煩さそうですね。
 更に、工場の排気ファンを転用したような
 デザインで、折角前面のビルの斬新な
 デザインが活きて来ません。

 騒音に鈍感な台湾人の発想かも
 知れませんが、一斉に回り始めたら、
 どんな騒音になるか楽しみですね。










 
 

   草 山 水 道 の 古 跡
 
  天母に住んでいる林さん夫婦に誘われて、陽明山近くの草山水道古跡に行ってきました。

 場所は天母東路から陽明山へ登る途中にあり、
 車で約15分の所にあります。車を近くの道に止めて、
 脇道から入ります。 
道の入り口には草山水道系統の看板があります。

 


  道の中に進んで行くと、木立に囲まれて、真夏とは
 思えない涼風が吹き抜けて、爽快な気分になります。

 この草山水道では、早朝には台湾猿が出没するようで
 すが、10時過ぎに行きましたので猿は残念ながら見つける
 事は出来ませんでした。ハイキングは真面目に早く起きて、
 7時頃には到着しないとダメですね。

  道の途中には食堂?があって簡単な食事も出来ます。

  この食堂の裏には放し飼いされている
 黒い羽の地鶏と豚も一頭います。

 この食堂で食用にされるのかも知れませんね。
 きっと新鮮で美味しい料理と思いますが、でも、
 屠殺するところは気分的に見たくありません。

















 更に進んで行くと、草山水道古跡について
 説明した看板があります。内容は

 ”日本の統治が始まった頃の台北は伝染
 病が流行していた。このため公衆衛生制度を
 確立して、水道及び排水設備を構築した。
 1909年に完成したが、台北の人口増加に
 より、水不足となり、草山水道の建設を行い
 1928年に完成した。”

  古跡ではありますが、今でも天母地区に
   水道を供給しています。






 道の途中から左に下る階段があり、滝を見る事が出来る
 と簡単に説明されました。
 台北市内で滝が見えるなんて、すごいな〜と思い気楽な
 気持ちで下って行くと、途中で階段は無くなり、崖を下りて
 いくような険しい道になります。

 とうとう、滝壺に到着しました。険しい道のためか、見物人は
 たったの3人しか居ませんでした。
 思いもよらぬ、光景で感激しました。

 ところが、今度は帰らないといけません。あちこち見渡しても、
 他には楽な帰り道は見あたりません。困ったな〜...

 覚悟をして登り始めましたが、途中で何回も休憩、汗びっしょり
 になり、ハンカチを絞ると水雑巾状態です。
 日頃の運動不足が身に沁みて感じた、滝壺見学コースでした。

 

    献納米の美味しいお米

 台湾に駐在した頃、近くのスーパーにお米を買いにいきました。スーパーには10種類以上のお米が
 置いてあり、どれが美味しいのか全く分かりません。適当に選んで、ご飯を炊いたところ、ご飯の色が
 薄茶色で少し臭います。こんな不味いご飯を毎日食べないといけないのか、がっかりしていました。
 その後、色々と美味しいお米を探しましたが、日本語でコシヒカリと書いてあるお米を見つけて
 食べていましたが、ご飯、味噌汁、お新香だけで食べられるほど美味しくありませんでした。


 最近、友人から美味しいお米を紹介されました。本当に美味しいのか
 袋を開けて、お米を見た瞬間に、エ〜何とも言えない良い香りが
 します。お米は小粒で白く台湾では今まで見たことがありません。

 袋の表と裏には能書きが沢山書いてあります。その概略内容は

 ”献納は日本語で、下位の者が上位の者に貢ぐ品物の事で、
 献納米は民間の者が日本の天皇貴族専用に献上するお米です。
 日本の統治時代に皇室専用の稲作が指導されました。
 献納米は収穫後、眼力が非常に良い少女が選ばれて、白衣を
 着てお米の選別をした。”
 
 台湾で天皇貴族専用に作られたお米を食べられるとは、思っても
 いませんでした。

 ご飯を炊いた後は良い香りがして、お米の色は真っ白で、餅米の
 ように少しねばりがあります。本当に美味しいご飯です。






 産地:南和合作農場
 住所:雲林縣元長郷内寮3號
 電話:05−786−1007
 
 上記の所に電話したところ、デパート、スパーでは販売されて
 いません。台北では板橋の1軒のみの販売です。
 また、値段もびっくりで、普通のお米が2Kg、約200元前後なので、
 こんなに美味しいお米の価格は2倍以上するだろうと思っていた所、
 150元(550円)とむしろ安いのです。

 価格設定はどうなっているのか心配ですが、昔の事とは言え、
 今でも、台湾で天皇御用達のお米が食べられる経験は貴重ですね。


 * 美味しいお米の炊き方
   お米を計量後、ミネラルウオーターを、お米が水に隠れる程度に
   入れて2〜3分程度浸します。
   美味しい水にお米を浸透させる意味です。その後、水道水で3回
   程度洗い、水道水を捨てて、ミネラルウオーターで規定の量を
   入れて炊くと美味しく出来上がります。
   特に台湾の水道水はカルキ臭がしますので、効果があります。


    ちょっと恥ずかしいマンション 

 日本人向けスナックが多い、林森北路8條通りから、少し中へ入った所に新しいマンションが
 完成しました。

 9階建ての小形マンションで、場所柄、スナックの小姐には
 通勤が近くて、とても便利な感じです。

 未だに完売していないようで空き家もありそうです。
























 マンションは道沿いにありますので、ちょっと
 良く見たら、あれ〜総ての部屋のシャワー室は
 道に面しています。普通、お風呂とかシャワー室
 は窓が小さくて、どちらかと言うと裏側の見えない
 所に設置するのが普通ですね。
 でも、このマンションのシャワー室は人が多く通る道側にあり、且つ、シャワー室はガラス張りです。
 シャワーをする時はカーテンを閉めれば良いかも知れませんが、カーテン一枚の向こうは人通り。
 恥ずかしく無いのかな、人ごとですが心配になるマンションでした。
 

   どら焼き専門店登場!

 中山北路6段に新しいお店がオープンしました。それが何と、どら焼き専門店です。

 お店の名前は”藤子”ドラえもんの作者の
 名前の一部ですね。。
 どら焼きの歴史を調べてみたら、100年前に
 日本で誕生した和菓子です。

 なぜ、台湾にもどら焼きが普及しているか
 考えてみると、どうも漫画の”ドラえもん”の
 影響が台湾にも波及している感じです。


 お店の中に入ると、どや焼きは6種類(小豆、馬鈴薯、蔗糖、芋、
 チョコレート、カルピス)があり、他に、ロール巻きのケーキもあります。
 どら焼き大好きな私は早速、小豆のどら焼きを購入しました。
 










 どら焼きの中身は、日本でも流行っている単に小豆だけでは無く、むしろアイスクリームの中に
 小豆が入っています。いつも暑い台湾は、このアイスクリームタイプのどら焼きが合うのかも知れません。
 日本の漫画の影響が食べ物まで波及している例でした。


  立ち読み推奨?の本屋さん

 天母高島屋の4階にありました紀伊國屋書店が、新たに12階に引っ越しをして、売り場が広くなりました。
 中に入って見ると以前の2倍ぐらいの面積です。日本の本も増えたのか楽しみに
 回っていたら、あれ〜本の立ち読みでは無くて、座って本を読めるソファーまで
 用意してあります。


 右の写真は子供本コーナーで、皆さん床に座って読んでいます。お客さんは、お子さんの足を踏まない
 よう注意しながら通らないといけませんね。
 私が子供の頃は、立ち読みをしていると、本屋のおばさんがハタキを持って、パタパタと本の埃を取る
 仕草で自分の所に近づいて来て、立ち読みはダメと言わんばかりに睨まれた記憶があります。
 台湾の本屋さんでは、立ち読みが出来ないと本が売れないのでしょうか。
 国が違えば習慣も違う容易に理解出来ない光景です。


  クロネコヤマトの三輪車

 台北県の三峡付近で信号待ちをしていたら、おっと〜、クロネコヤマトの宅急便の配送店に
 駐車してある三輪車を見つけました。とにかく、三輪車好きな台湾ですね。

 10年ほど前に聞いた事がありますが、台湾では犬と猫の待遇に
 大きな差がありました。犬が家の入り口に入って来ると幸運を
 運んで来るとの伝説です。このためか、小さな商店や会社には
 入り口付近に犬が寝そべっています。
 犬が勝手に出て行くまでは追い出さないようです。
 ところが、猫はあまり良い話しが無く、特に黒猫が自分の前を
 横切ったりすると、今日の運勢は悪いと聞きました。
 同じ愛玩動物なのに大きな差がありますね。
 約6年前にクロネコヤマトのトラックに黒猫のマークが書かれて
 いるのを初めて見た時は、台湾で受け入れられるのだろうか?と
 人ごとながら心配しました。

 でも、ハローキティーブームにより最近ではこの話しは聞きません。



 天母高島屋の地下1階に宅急便の営業所があります。
 看板をよく見ると、黒猫宅急便と書かれています。
 ここまで来ると、台湾での黒猫の地位もかなり向上し
 ましたね。
 
 きっと台湾の黒猫は日本の大和運輸、台湾の統一企業、
 招き猫、ハローキティに感謝していると思います。










 

  ピカピカ電気の好きな台湾 
 
 久しぶりに陽明山の温泉でも入りに行こうと、天母北路と行義路の交差点に差し掛かりました。


 わあ〜 たしかこの場所には小さなお寺が
 あった所です。
 入り口からお寺の屋根まで派手な色の
 電気が点いています。


















 昼間の写真ですが、台湾でよく見かける
 普通の小さなお寺です。
 ちょうどお線香をあげているところですね。

 お寺は特に厳粛な場所で、お寺にお参りする
 時は、日本では派手な服装でも気になる
 場所です。台湾のこのお寺のピカピカ電気は
 どう理解すればよいのか困ります。

 まさか、ご住職がカラオケスナックが好きで、
 勝手にピカピカ電気を点けているとは
 思えませんが、来たばかりの日本人は少し、
 遠くから見たら、スナックと間違える人も居る
 かも知れませんね。





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